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Ry0TAの日記

2009-04-10

米聖公会最初のオープンリー・レズビアンの司祭

| 17:12 | 米聖公会最初のオープンリー・レズビアンの司祭 - Ry0TAの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 米聖公会最初のオープンリー・レズビアンの司祭 - Ry0TAの日記

  

聖公会が女性の聖職者を正式に認めるようになったのは1976年

同じ年、米聖公会は、同性愛者を「神の子ら」(=受洗者=信徒)であることを宣言する。

同性愛者であることを公言した最初の司祭が按手されたのは、その翌1977年のことだった。

聖公会最初のオープンリーな同性愛者の司祭は、レズビアンである。

この人のことが知りたいなー、しかしウェブじゃ情報が見つからないなーと思っていたのだが、検索の方法を変えたらあっさり見つかった(拍子抜け)。

  

The Lesbian Priest - Monday, Jan. 24, 1977 - TIME

  

リベラルニューヨーク市主教Paul Mooreにより按手されたのは、Ellen Barrett司祭、当時30歳。

Ellen Barrett - en.Wikipedia

1974年に設立された米聖公会LGBT組織IntegrityUSAの初代副会長だった。

  

それにしても、TIMEの記事は、なんとも時代を感じさせる。「committed homosexual」「practicing homosexuals」というのは、「(聖書が禁じると言われているところの)同性間性行為をしている同性愛者」ということだろう。

Barrett司祭は、パートナーとの関係を、「私が聖職を遂行するための力と共感を与えてくれるもの」と表現している。

それが、「(彼女は)『同性愛傾向』をいくぶん超越している(goes somewhat beyond "homosexual tendencies." )」だそうだ。

同性愛(者)がどんな目で見られていたか、というのを、思い知らされる。これは、だが30年経った今でも、(「宗教的」でない身近な社会においても、)変わっているだろうか?

しかし、そういう圧力に対するMoore主教の言葉がすばらしい。

The Episcopal Church, which has just begun ordaining women as priests, added a new twist to that innovation last week. New York City's liberal Bishop Paul Moore ordained the Rev. Ellen Barrett, 30, the denomination's first openly committed homosexual priest of either sex. In an unusual last-minute plea to prevent the action, Colorado's Bishop William Frey had wired Colleague Moore: "Ordination of practicing homosexuals does not represent the mind of the church and is plainly contrary to the teachings of Scripture which we have all sworn to uphold."

  

During Barrett's ordination service, another priest, James Wattley, spoke out against it as a "travesty and a scandal." Moore answered that "many persons with homosexual tendencies are presently in the ordained ministry," and that Barrett was "highly qualified intellectually, morally and spiritually to be a priest."

  

Barrett, who has been studying for a doctorate in social ethics at the Graduate Theological Union in Berkeley, goes somewhat beyond "homosexual tendencies." She has said candidly that her relationship with her lesbian lover "is what feeds the strength and compassion I bring to the ministry." She also believes that "homosexuality is an alternative life-style that can be a good and creative thing."

  

ホモフォビア・チェックリストを訳してみた

| 08:04 | ホモフォビア・チェックリストを訳してみた - Ry0TAの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - ホモフォビア・チェックリストを訳してみた - Ry0TAの日記

  

1980年に作られたホモフォビア・チェックリスト、Index of Homophobiaに訳をつけてみた。また不完全で、推敲の余地が大分あるけれど。

  

日本語でしっくりしたニュアンスになるよう、ところどころ大きく意訳した(とはいえ、原文のニュアンスがつかめてるか、あやしいけど)。「queer」はクィアムーブメント以降の自称としての「クィア」ではなく、差別的・侮蔑的なニュアンスを持つ他称として、「オカマ/レズ」としてみた。

  

面白いな、と思ったのは、「ジェンダーフリー・チェックリスト」とか、自分のブログで翻訳した「シスジェンダー特権チェックリスト」などは、自分がどういう性差問題や性別二元制度の問題に無自覚か、という「気づき」を促すことを主な目的にしているけれど、このIndex of Homophobiaはやっぱり心理テストだということだ。質問の反復で回答の恣意性を取り除くといった、微妙な仕掛けが施してあって、興味深い。

  

これについては、もう少しメモを続ける(たぶん)。