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Ry0TAの日記

2009-04-08

「ホモフォビアが強い人間は実は同性愛指向を持っている」という研究

| 20:23 | 「ホモフォビアが強い人間は実は同性愛指向を持っている」という研究 - Ry0TAの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - 「ホモフォビアが強い人間は実は同性愛指向を持っている」という研究 - Ry0TAの日記

  

針間克己先生のブログ映画『Milk』の感想を拝読。ミルクを射殺したダン・ホワイトの尋常とは思えない精神状態について取り上げておられたが、それについてコメント欄で、「ホモフォビックと判断された男性のほうがゲイエロビデオを見て勃起したという研究があります」と言った方がいた。

  

その研究は、日本語ウェブでも取り上げられていたし、たしか話題になっていたと思う。しかし、検索しても、北丸雄二さんが取り上げている、1997年アリゾナ大学の研究しかとりあえずヒットしなかった(目下あまり気力が湧かず)。ウェブ上で話題になったのはここ1,2年のことじゃないかという記憶があるのだが。

  

男社会のホモフォビアーStill Wanna Say?まだ言うか?

http://www.kitamaruyuji.com/stillwannasay/2006/12/post_8.html

  

ホモフォビアが強い男は,実はそういう欲望を隠し持っているのだ」

という仮説が、しかし、僕は大嫌いである。

だいたい、勃起したら欲望を持っているという前提からして、本当に正しいのか。勃起のメカニズムなんて、そんなに単純なのか。見慣れないものを見る緊張、ホモフォビックな固定観念にとらわれた人間がしばしば持っている「自分が襲われる」という不安感が刺激されて、勃起することだってあるかもしれない。比較できることかどうか分からないが、男にレイプされ、勃起したことに深いトラウマを負わされるサバイバーの男性もいる。勃起によって「はい、あなたも同性愛指向があります」という結論を導くことに、いったいどんな妥当性や意味があるんだろうか?

  

ホモフォビックな男は、実はホモセクシュアルの欲望を持っており、それを抑圧しているからホモフォビックになる」

という説に、僕が非常に大きな抵抗を感じるのは、まずそれが

ホモフォビアを持っているのはみな同性愛者である」

という結論を導きだすからだ。「ホモフォーブは実は隠れホモ」というわけだ。そしてホモフォビアは、ぜんぶ同性愛者自身の問題・責任にされてしまう。

  

そして、自分をヘテロセクシュアルと自認し、同性愛に嫌悪感を持つ男、ホモフォビックな感情を逃れられない人に、

「それはおまえが実は同性を求めているからだ」

と追い討ちをかけてどうなるのだ。その人が、本当に同性愛指向を持っており、それを指摘されて解放された、という場合ならともかく、ヘテロセクシュアルとして問題なく生活しているといれば。そういう人に必要なのは、嫌悪を克服するための知識と分別であり、自分も同性愛者的なところがあるのだなどという自覚ではないだろう。macskaさんが言ったように、ホモフォビアに苦しむのはホモフォビアを持っている人なのだから。

  

ホモフォビックな人間に、自分の同性への欲望を確認してもらう必要なんか僕は感じない。同性愛との冷静な距離の取りかたと、公的礼儀を守る分別を学んで欲しいだけだ。

(追記)

この研究は、ウィキペディアにも載っている。

Homophobia: Internalized homophobia – en.Wikipedia

Some argue that some or most homophobes are repressed homosexuals, but this argument is somewhat controversial. In 1996, a controlled study of 64 heterosexual men (half claimed to be homophobic by experience and self-reported orientation) at the University of Georgia found that men who were found to be homophobic (as measured by the Index of Homophobia)[29] were considerably more likely to experience more erectile responses when exposed to homoerotic images than non-homophobic men.[30]

  

論文書誌情報

“Is homophobia associated with homosexual arousal?”.

By Adams, Henry E.; Wright, Lester W.; Lohr, Bethany A.

Journal of Abnormal Psychology. Vol 105(3), Aug 1996, 440-445.

  

アブストラクト

Is homophobia associated with homosexual arousal? – APA PsycNET

もう少し詳しい紹介

New Study Links Homophobia with Homosexual Arousal – APA Press Releases

うまいぐあいに倒れたのはいいが

| 19:09 | うまいぐあいに倒れたのはいいが - Ry0TAの日記 を含むブックマーク はてなブックマーク - うまいぐあいに倒れたのはいいが - Ry0TAの日記

  

天罰があたった。きのう終電まで残業(サービス)して残業なのにグループ日記やブログの更新をしてたら(むろん仕事もしたが)、とうとう倒れた。

そろそろいっぺん倒れるぐらいが良かったんじゃないかと思う。とりあえず今日は職場に行かなくても仕事は回るので、木曜日の会議までに出て来い、ということで、休ませてもらった。休日出勤やりすぎだったので、休みを振り替えるかたちにしてもらう。

  

今年は仕事のやりかたを変えなければならない。労働法を自分で破ってる。残業は避けられないが、休日はきちんと取らないと。仕事はしなければならない。でも、自分の「労働時間」のなかに収めないと。あっというまにすべての生活が仕事に呑み込まれる。

なんとか子どもを持って家族を持とうなんて夢はとっくに諦めたが、これから自分の生活はいったいどうなるのだろうと思う。いずれにせよ、自分で舵取りをしないとどうにもならなくなる。

  

せっかく転がり込んだ休みだが、あいにく気分が悪過ぎて、何もする気になれない。病欠というのはそんなものか。忘れていた。

本も読む気にもならない、DVDを観るのも億劫。こういうときこそ単純作業だ、材料を買ったままにしている常備菜を作ろうと思ったが、食欲も味覚もぶっ壊れているときに料理できるか。

  

ブログの計画も随分溜まっているのだが、まったくやる気になれず。

ブログに上げようと思っていたノート(アングリカン・コミュニオンの女性聖職者任命について)を整理しなければと思うが、気力がわかない。

せめてネットを巡回してブックマークをしようと思ったが、その気にもなれない。

というか、あまりにブログ生活を離れていたので、ぜんぜん感覚が戻っていない。文章の書き方がまるで分からない。その意味で、このグループ日記は、割とリハビリになっているかもしれない。関心の向くままメモしていくことで、自分がウェブ空間でなにをやっていたのかを思い出している。

  

取りあえず、自分が書く必要があるもの、書きたいものを、思い出せる限り箇条書きにしてみる。